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作成日:2011/6/11
更新日:2011/6/21

           
   


日時:2011年6月5日(日)
場所:埼玉県騎西高校

支援物資:お茶500ml(ペットボトル1008本)

影山 潤(S9-SV)
一林 久美子(H16-SV)
木守 武文(H14-2)
北住 基(H23-1)
佐藤 雅昭(サモアビッグサポーター)
佐籐 育子(サモアビッグサポーター)
柳岡 覚(H22-3)
大塚 一雄(S63-3)
河合 憲太(JOCA広報)
粂田 浩(埼玉OB会副会長)
相川 正義(埼玉OB会)
近藤 麻衣子(埼玉OB会)
今泉 智子(埼玉OB会)
浅子 節子(埼玉OB会)
佐藤 ゆき(埼玉OB会)
田村 弘(埼玉OB会)


 出発前の記念写真  

 <経緯>
 5月中旬,当OB会にサモア大使館より今回の東北大震災で福島県の双葉町から避難している方々がいる騎西高校(ここに来る前は埼玉スーパーアリーナに避難されていました。)を慰問を予定しており、エテウアティ駐日サモア大使からも是非JOCV・SVの方々にも協力・参加して欲しいとの依頼がありました。このためHP及びメーリングリストで参加者の募集を開始しました。最終的には、JOCV・SV、サモアサポーター、サモア派遣隊員(既に訓練終了)、これから派遣前訓練に入る方などのサモア関係者に加え、小熊OG(H2-3)の仲介により埼玉県OB会(避難所が埼玉県ということでの協力)が協力して下さり、計16名が当OB会から参加しました。このほかにもサモア大使館の日本人関係者の方々も入れ、日本人は総勢20名近くにもなりました。
 本来、この時期はサモアの独立記念日に当たり、大使館では独立記念日の記念祝賀パーティーを予定していたそうですが、今回日本が未曾有の災害に見舞われたこと、またサモアも2009年に地震と津波で甚大な被害を受けた経験を有しており、その際日本からも支援を受けたためその恩返し、そして日本を少しでも元気付けたいということで今回の慰問になったそうです。詳細については6/1付けのジャパンタイムスにエテウアティ駐日サモア大使が文書を寄稿しているのでそれをご覧下さい(ジャパンタイムス掲載記事)。
 

 当日は会場に常夏サモアのそよ風をふかすことが出来ました。最初硬かった観衆の皆さんがだんだんと少しづつ笑顔になり、そして拍手をしていった様を見ていたらひと時でも心が和んだのではないかとと思います。また今回で終了ではなく、これからもできることから協力していければと思います。当日ご協力いただいた皆さん本当にありがとうございました。そして大使をはじめ在日サモア人オ皆さんありがとうございました。ダンスパフォーマンス最高に感動しました!!

 以下に当日、わざわざ四国の愛媛県から参加して下さった木守 武文(平成14年度3次隊 日本語教師)さんからりリポートを頂戴しましたのでご紹介します。

「避難所慰問に参加して」 

 6月5日(日)、埼玉県の騎西高校を訪問しました。騎西高校は先の東日本大震災で被災した福島県双葉町の住民の避難所になっています。双葉町は福島第一原発の5号機と6号機があった所で、放射能の影響で、現在は行政ごと埼玉県へ避難しているとのことです。
サモア大使館と日本に在住しているサモア人による慰問の話があったのは5月の下旬でした。サモアOB会にも声がかかり、メーリングリストを見て参加させていただきました。私が住んでいるのは西日本(愛媛県)ですので、今回の地震・津波の直接の被害はありませんでしたが、それゆえに被災した方々のために何かしたいという気持ちがありました。さて、当日は朝から避難所へ運ぶ支援物資の積み込みを行い、道中のバスの中では、披露する歌を練習するなど準備に余念がありませんでした。現地に到着すると早速、パフォーマンスと舞台の準備、物資の運び込み、観客の呼び込みを行いました。双葉町の方々は、突然現れた体の大きなサモア人たちに驚きつつも、地図を広げ、サモアの位置を確認している姿も見られました。徐々に集まり始める観衆を前に、「受け入れてもらえるのか」「喜んでもらえるのか」と不安になりましたが、いざ始まってみるとそのような不安は消えました。男性陣による力強いダンス、女性陣による美しいダンス、子供たちのかわいらしいダンスで暖かい拍手と歓声と笑い声が広がりました。
駐日サモア大使の挨拶にもありましたが、サモアも2009年9月に地震・津波の被害を受けました。今回の地震でも、東北で実際に被災したサモア人も参加しており、規模の大小はあっても、大切な人々、住み慣れた土地を失った悲しみは共感するものがあったのだと思います。パフォーマンスの最後には涙するサモア人や双葉町の人たちもいました。歌の中にある「サモアは皆さんを忘れない」というメッセージがしっかり届いた瞬間でした。大変短い時間ではありましたが、避難中という状況の中で、少しは笑顔を取り戻していただけたのではないでしょうか。少しでも早く復興し、心の傷が癒えることを願って止みません。改めて、双葉町を始め、今回の東日本大震災で被災した多くの方々にお見舞いを申し上げますとともに、今回このような慰問を計画してくださったサモア大使館、日本在住のサモア人たち、そして、実施に向け調整・協力をいただいた、サモアOB会、埼玉県OB会、福島県OB会の皆様へ感謝申し上げます。

【5th June      Time Schedule】

Time Action
8:30              Participants/Supporters to embark (Load bottled water) 
9:00              Departure from Samoa Embassy

10:30           

 

Arrive at Kisai High School
(Performance will be at the courtyard. If it rains, performance will be at Jyudo room.)
Change clothes, Prepare Audio Set, Prepare chairs,
promotion etc.

10:30            Ambassador Meets Futaba Town Mayor at the Mayor’s room
11:00            Greeting from Ambassador

11:10           

Performance Starts
Last of Performance: Uewo Muite Aruko (Japanese song)

12:00           Performance Programme Ends.
12:00-12:30 Ambassador visit Evacuees’ Rooms
12:30-13:00 Leave Kisai High School On the bus  Lunch
14:30-15:00 Arrive at the Embassy
15:30            Independence Party!


【画像】

 出発前に大使館で記念写真
お揃いの衣装を着てはいチーズ!
    こんな大型バスを大使館がチャーターしました。
車中の風景です
 避難所で歌う『上を向いて歩こう」を皆で練習中
会場設営中
会場設営中
会場設営中
 衣装の準備を終わり笑顔を見せるサモアン
 いつも仲良しの親子 
ペットボトルの箱結構重かったです。
女性も頑張って運んでくれています。
筋肉痛にならなかったことを祈っています。
ついに完成こんなに積み上がりました。お疲れ様でした!
ダンス前にメンバーに気合を入れるサモアン 
 始まりのほら貝
観衆に手拍子と掛け声のかけ方を教えるサモアン
      
       
      
「上を向いて歩こう」を歌うサモアン
一緒になって踊る双葉町長
ダンスパフォーマンスを終了して観衆に挨拶・手を振るサモアン
パフォーマンス終了後、大使と双葉町長と記念写真

【映像】

Ambassador Greeting

Meeting before Siva

Introduce of Samoan Siva

Teine-siva

Tama-Siva1

Tama-Siva2

Tama-Siva3

Tama-Siva4(Manu-Samoa-Siva)

Teine-Tama-Siva1

Sing a Song(Ueomuite-Arukou)






【避難所(騎西高校)への慰問リポート!】
〜在日サモア人が日本のために立ち上がった〜