日時:2011年8月28日(日)
場所:あーすぷらざ


参加者
清水 幹雄(H6-3 理数科教師)
尾上 保子(H21-1 環境)
大塚 一雄(S63-3 SE)
Josey 多田(サモアコミュニティー)



【イントロダクション】
 今回は久しぶりにサモアの紹介を行いました。場所は神奈川県本郷台にある「あーすぷらざ」という場所で、同施設を管理運営しているJOCAより「世界を知って」という企画の一貫としてサモアの紹介をして欲しいとの依頼を受けてのことです。

 対象はかなり小さい子供達とその保護者ということで、内容を子供目線に合わせる必要があることから関係者で2回ほど事前打ち合わせを行うとともに先方JOCA担当者とはイベント前日までメールでプログラムを検討するという熱の入ったものでした。

 その結果、前日にやっと以下の通り当日のプログラムが出来ました。

No. 内   容
1. 自己紹介-5分
2. サモアの概要-15分
 2.1.  サモア島の歌
 2.2.  サモア紹介
     ①場所→②面積→③人口→④気候→⑤食事→⑥サモア人
3. サモア語でゲーム-15分
4. サモアのうた(みんなで歌う)-10分
5. ダンス-10分
6. クイズ(三択移動式)-5分
     ①家→②サモア人→③おやつ→④職業→⑤服装



【サモア紹介】






 冒頭、各メンバーがそれぞれ簡単に自己紹介を行い。その後実はサモアは日本人にとって意外と身近にあるという例で「サモア島の歌※」を紹介しました。
 子供達はほとんど知らなかったようですが、お父さんやお母さんたちの中にはご存知の方もいらっしゃったようです。因みにこの「サモア島の歌」は小学校3年生で音楽の授業で習うそうです。
 そして身近にあるサモアとは実際にはどのような国なのかということを、地図や写真などを使って①位置、②面積、③人口、④気候、⑤食事、⑥サモア人の順番で紹介をしました。その中で2009年にサモアでも地震により発生した津波がサモアを襲い大きな被害が出たこと。その際日本が支援したこと。そして今回東日本大震災のときサモアはいち早く日本を支援してくれたことなども紹介しました。


※NHKの「みんなの歌」でヒットした曲です。


【ゲーム】




 そして次は場を盛り上げるためサモア語を使ったゲームを行いました。まずはみんなでサモア語で数字1から10までを覚えます。
 その後、サモアの音楽の中会場をぐるぐると回り、音楽が止まったときにJOSEYがサモア語の数字を言い、その数字と同じ人数のグループを作るというものです。プレーヤは子供達だけではなく、お父さんも、お母さんも、会場のボランティアの方々もそして我々OB会のメンバーも全員参加しての大ゲーム大会になりました。また途中人数が足りず歩いていた人に急にゲームに参加してもらうなどハプニングもありました。とっても楽しいゲームでした。


【歌】







 ゲームの次は「歌」、そうサモアで活動をしていたJOCVやSVの誰もが知っている「サバリバリ」の歌 。子供たちのため英語の部分を日本語に訳しました。これがメロディーに合わせるのが大変で、我がOB会の音楽隊員、そして今でもバンドをやっている澤井副会長にお願いしたところ見事にメロディーに合った訳を作ってくれました。さすが音楽隊員の真骨頂を発揮してくれました。そして口ずさむとほらメロディーにぴったりでしょう。これに振り付けをして皆で歌いました。詳細は写真及びビデオをご覧下さい。

Savalivali means go for a walk.( サバリバリは「おさんぽ」よ)
Tatalatala means to much talk. (タウタラタラは「しゃべりすぎ」)

alofa ia te oe means I love you.(アロファイヤテオエは「あいしてる」)
Take it easy means faifai lemu.(さあ「きらくに」ファイファイレム)
  


【ダンス】




 次はダンスの時間です。JOSEYがサモアンダンスの先生です。自宅から持参 したCDが当初予定していたものと違うものを持って来たというハプニングもありましたが、手持ちのサモアミュージックのCDで何とか事なきを得ました。
 最初はJOSEY先生が踊ります。そして先生のまねをして踊りますが、大人でも足捌きがむづかしく子供達は悪戦苦闘していましたが、でもみんな一生懸命覚えようと頑張っていました。


【クイズ】






 最後は、本日の総決算ということでサモアに関連した「三択クイズ」を行いました。パネルに質問と写真を印刷し、正解を持ったメンバーの前に子供たちが並ぶというものです。
 内容は以下の通りです。サモアに滞在した方々にとっては簡単ですね。でも子供達は一生懸命考え、悩みそしてお父さんやお母さんに相談し、一緒になって考えていました。とても微笑ましい光景でした。当日の子供達は本当に優秀で全員が全問正解でした。

①サモアの家に無いものはどれでしょうか?
  1.ゆか     2.かべ      3.やね
②サモア人はだれでしょうか?
  1.コニちゃん  2.AKB48    3.みとこうもん
③サモア人のおやつはどれでしょうか?
  1.パンケケ   2.うまかぼう   3.ガリガリくん
④サモア人の職業はどれでしょうか?
  1.しょうぼうし 2.けいさつかん 3.おわらいげいにん
⑤サモアの服装ではないのはどれでしょうか?

    


 そして全てのプログラムが終了後、今回のイベントで知ったサモアのことをおじいちゃんやおばあちゃん、友達や先生などの身近な人たちに紹介してもらうためOB会で作成した上記「はがき」をプレゼントしました。

 今回のイベントを通じて、南太平洋の小さい島国サモアが少しでも多くの方々に知ってもらえたこと、またこれから日本はより一層グローバル化の波に巻き込まれ、外国の人たちが普通に我々の隣にいる時代もそう遠くない将来に訪れるのではないでしょか? そう言った時代を見据え今から子供たちが外国に興味を持ったり、外国人に接することはとても子供たちの将来にとって良いことではないかと思います。そういった意味でも将来を担う子供たちの役に立てたこと嬉しく思います。

 最後になりますが、何度も何度もメールでやり取り押しながら、子供の目線で一緒になってプログラムを考えてくれたJOCAの初田さん、そして当日会場でサポートをして下さったシニアボランティアの方々本当にありがとうございました。また加えて、今後もこういった機会があればサモアを紹介していきたいと思います。今回協力してくれたメンバーのみなさんお疲れ様でした。
Faafetai Tele Lava!!

【画像】

【映像】

映像(その1)

映像(その2)






テキスト ボックス:
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作成日:2011/9/23
【世界の教室・サモアってどんな国】