二日目の模様

両日とも晴天に恵まれた今年のグローバルフェスタ2008ですが、何と来場者数が96,000人だったそうです。因みに昨年は、79,345人でした。今年はグローバルフェスタのプロフェッショナルである山本OBが仕事の関係で海外へ行ったため、従来民芸品ブースを担当してる澤井OBが本イベント責任者として準備に当たりました。そういったことで今回は少し当日の参加までの手続きなども含め報告をしたいと思います。参加に当たっては、従来協力隊のOB会は「社団法人 青年海外協力協会(通称JOCA)」の傘下での参加という形式を取っており、その関係から同組織との間で様々なやり取りや書類の提出などを行ないます。通常ですと7月の下旬頃から同組織との間でフェスタに関するやり取りが開始されますが、今年は5月の「TICAD W」や7月の「洞爺湖サミット」が日本で開催された関係で、8月下旬頃の開始とかなり後ろにずれ込みました。このため開催までの約1ヶ月ちょっとで、JOCAでの説明会、テントの位置決め、JOCA備品の借用、レンタル品の申し込み、JOCA倉庫にある備品の会場までの搬送手続き、そしてさらにわずらわしい、各種書類(@IDカード・車輌申請書、A一般テントにおける食品販売申込書、B行事における臨時出店届、C飲食出店における遵守すべき義務事項、D(ブース内)備品申込書、E 食器申込書、Fアコムレンタル備品借用申込書、G出展誓約書)の作成提出があります。当然のことながら提出書類に不備があれば再提出ということになります。こうした作業を経て当日を迎えますが、当日は当日でJOCAテントからの荷物の引き取り、IDカードの授受、そして保健所へのパンケケの検体提出などがあります。以上がざーーーーーーーーーとですが当日までの作業です。さて、これからが従来と同様の報告をします。今年はうれしいことと残念なことがありました。まずうれしいことは、役員に加え、新しい方々が多く参加して下さったことです。詳細はこの後で記載しますが、本当に多くの方が参加してくださり嬉しかったです。一方残念なことはいつも元気ニコニコの山岡ロテさんが体調不良で、そしてちびっ子店長は翌日がフットサル大会のため練習で不参加となりました。ロテさんにおいてはいつも陰ながら当OB会を支えてくれていただけに早く体調を取り戻してくれればと願う次第です。また例年は「パンケケブース」と「民芸品・写真展示ブース」の2つを出店していましたが、今年は参加団体が増えたことから飲食ブースかまたは民芸品ブースのどちらか一つという選択を迫られ、このため当OB会では迷わずリピーター大絶賛のパンケケブース一本で行うことを決定しました。そして従来、テント設置位置は大噴水前と一等地でしたが、今回はかなり脇のほうへ追いやられ、人が来るのかとの心配がありました。さらにさらにテントの広さは通常の半分と非常に狭く、様々な厳しい状況の中でのスタートとなりました。


【初日】
当日は午前9時にブース前に集合しました。メンバーは昨年から協力をしてくださっている当OB会のGreatヘルパー稲田さんと松野さん、そして今年の2月に縁があり、親交のできた平野児童館の信田さん(柴先生が参加できなかったのでとても残念でした。来年は是非一緒にやりましょう!)、OBの方は、山本OBに代わっての今回のイベントリーダであるミュージシャン澤井さん(H6/2音楽)を筆頭に、パンケケの神様藤田さん(H1/1無線通信機)さん、その弟子であるにもかかわらず師匠を追い越すまでに成長した藪内さん(H9/1家政)、やり手パンケケ販売営業マンの清水さん(H6/3数学教師、)、奥さんから自由人と言わしめた金谷さん(H9/3測量)とその仲良しファミリー、陰日なたとなって応援をしてくださる辻さん(S61/1SE)、そして今回初参加の「魚君」に似た野口(H16/3理数科教師)さん。ご本人にもその旨告げたところよく言われるとのことです。でも本当に良く似ていました。そしてスレンダー美人の川藤さん(H17/3視聴覚教育)の大所帯です。メンバーを紹介するだけで一苦労ですが、それだけブースもにぎわっていたということです。集合はサモアンタイムなので集まった人でパンケケの準備やテント内の設営、そしてブースの位置が端ということもあり、テント側面を使用して急遽サモア写真展を準備し、10時30分すぎにはほぼ準備が整いました。即席の写真展は芝生会場からそしてイベントステージからの通り道ということもあり、多くの方の目にとまったようで足を止めて見ていました。またパンケケは11時少し前からお客さんが徐々に集まり始め、パンケケ3姉妹(藪内さん、稲田さん、松野さん ※いったい誰が長女で次女で末っ子かなんて考えてはいけません! 花の園状態でした。)を中心に心のこもったパンケケが作ったそばから売れていくといった状況で、とにかく今年も絶好調で、いつものように多くの若い女性からの支持を集め常時列を作る状況でした。その一方で作成する側は大変です。特に購入するために列を作られるとものすごくプレッシャーがかかります。お客さんのために早く作ってあげなければと言う気持ちと中途半端なパンケケは販売できないとのジレンマに陥ります。そのプレッシャーをはねのけてこそ一人前のパンケケ作成職人(かく言う私もその一人です。)になれるのです。特に作成を担当してくださった藪内さん、稲田さん、松野さんには心労がたまったのではないかと心配です。このパンケケ作成では3姉妹に加え、今回からパンケケの神と呼ぶことにしたパンケケ中興の祖藤田さん、熱々のパンケケを顔色ひとつ変えずに調理用手袋のままで串にさしていく信田さん黙々と作業をしていた姿かっこ良かったです。いきなり十人前にオーダーを取ってくる清水さん、家族全員での参加そして奥様(協力隊OG)の差し入れおいしゅうございました金谷さん(H9/3測量)。笑顔を振りまきパンケケをすかさず売りまくる川藤さん、サモアンスタイルに着替えサモアを宣伝する野口さん、「face to face」写真などを通じて来場者に親切に説明をしていた辻さん、澤井さん。それぞれ持ち味を生かし、パンケケを販売したりサモアを紹介したりと頑張っていました。こういった方々のおかげで初日は無事終了することが出来ました。皆さんお疲れ様でした。そして初日終了後は、有楽町に帳がおりにネオン街へと吸い込まれるOBたちでした。マナヤビヤー!




【二日目】
二日目は9時45分に集合し、準備を開始しました。初日に比べメンバーの数も少なく、昨日のメンバー稲田さん、松野さん、澤井さん、清水さん、大塚に加え、サモアンダンサーの河野さん(H10/1臨床検査技師)を加えた少数精鋭のメンバーでブースを運営しました。パンケケの売れ行きは昨日と同様絶好調ですが、4月の協力隊まつりで「パンケケが大好きなので、秋の日比谷公園で行なわれる「グローバルフェスタ」には絶対出展して欲しいとの」お願いをされた小学生の女の子が約束どおり駆けつけてくれ再会をすることができました。お互いに顔を覚えておりさながら親と子の再会のようでした。彼女は数名のお友達を連れてきてくれました。そのうちの一人が今回強烈なリピーターとなってくれ当日だけで5回も来てくれました。そして同じく4月の協力隊まつりで秋の文化祭でパンケケ作成したいとのことで今回のグローバルフェスタにおいてOJTでパンケケ作成を学ぶと約束したピチピチの女子高生(●藤さんと●川さん 丸に入る文字は想像してみてください結構いろいろな文字が入りますよね。わかった人は当OB会までご連絡ください。見事当たった方には個人的に賞品を出します。)の参加があり、彼女たち2人にはサモアOB会秘伝中の秘伝であるパンケケレシピーを伝授するとともに作成手順など事細かに手取り足取り教えました。後日、試作品がうまく出来たとの連絡を彼女たちの先生である協力隊OBより連絡をもらいました。学園祭頑張ってください。このような形でサモアが広がっていくことはこの上なく嬉しいことです。一方嬉しいことばかりではなく、前述したとおり二日目は参加メンバーが少なかったことから一人ひとりの負担が大きくなって迷惑をかけてしまったことです。これは今回の大きな反省点として改善をするとともに次回につながなければと思う次第です。とにかくいろいろとあった二日間でしたが事故や怪我もなく無事終了したことは嬉しい限りです。また来年も皆さんと協力して参加できればと思います。ご協力してくださった方本当にお疲れ様でした。またありがとうございました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

初日参加者(敬称略)
辻・藤田・澤井・清水・薮内・金谷・野口・川藤・稲田・松野・信田・大塚

二日目(敬称略)
辻・澤井・清水・河野・稲田・松野・大塚

サポーター
ヒデさん(在サモア)・豊田OG(H7/1音楽)+食べ盛りの1男1女(パンケケ一杯買ってくれてありがとう)

                              

更新日:2008/11/04

初日の模様

【グローバルフェスティバルJapan2008】 

日時:2008年10月4日(土)・5日(日) 午前10時〜午後5時 
場所:日比谷公園
公式サイト:http://www.gfj2008.com/