今回で5回目の参加となった平野児童館主催の国際交流プログラムですが、私自身も久しぶりの参加です。今回、当OB会から正田SV、一林SV、そして金谷OBの計4名が参加しました。また今回は外国の方も多く参加され、「アメリカ」、「オーストラリア」、「イタリア」、「台湾」、「フィリピン」といった多彩にとんだ面々でした。そして今回のイベントは3月が近いということで桃の節句「ひなまつり」に焦点を当てたものです。まずは好きなテーブルにすわり、各自テーブルごとに自己紹介を行った後、各テーブルごとに折り紙で「ひな人形(お雛様とお内裏様)」を作成します。児童館の先生がみんなの前で一つ一つ丁寧に折り方を説明しながら、子供も大人も一生懸命折りました。分からなくなると隣同士や近くの人たちが教えあい・助け合い和気あいあいのとってもいい雰囲気でした。子供の頃自分自身も折り紙で雛人形を作った記憶はあるのですが、まったく折り方を忘れてしまっている始末で結構楽しかったです。でもただの紙切れがこのように人形になるのは本当にものすごい想像力です。日本文化の奥深さを垣間見た気がします。良く海外では折り我を見せると驚くのも当然かもしれません。全員がひな人形を作った後はマジックで人形に色を塗ります。思い思いの色を塗り、とても素敵なおひな様ができました。因みに金谷OBは「アンパンマン風」ひな人形でした。なかなか上手に作っていました。出来上がったひな人形は大きな模造紙に貼り完成です。見事なひな人形がたくさんできました。
 次は場所を移動してのゲームです。児童館の先生が「お雛様」と「お内裏様」に扮し、司会を務め「うれしいひな祭り」の曲に合わせ踊りを踊り、曲がとまると仲間つくりをするというものです。司会が「三人官女」というと3人仲間を集め、また「5人官女」では5名集めるものです。当日初めて会うにもかかわらず子供も大人もすぐに打ち解けていました。正田さんや一林さんもとても童心に帰ってとても楽しんでいるようでした。そしてゲームタイムが終了すると元いた場所に戻り、おやつタイムが始まりました。おやつは当然のことながら「ひなあられ」と「お茶」、テーブルを「ロの字」にして、海外出身の方々が自国のお祭り(・ハロウィン・クリスマス・正月などなど)を紹介しながら楽しいひと時を過ごしました。因みにサモアは残念なことにお祭りはないのではないかと思うのですが、どなたかご存知であればご連絡下さい。
毎回このイベントに参加して思うのですが、子供たちは言葉、文化や肌の色、様々なことが自分たち日本人と異なる外国の方々と一緒に過ごすことを通じてそこからどんなことを学ぶのでしょうか。今度機会があれば子供たちに聞いてみたいと思います。次回は6月の予定です。まだ参加されたことがない方がいれば是非一度みなさんも参加してみて下さい。子供たちからパワーをもらい楽しいこと間違いなしです。
平野児童館イベント

作成日:2010/3/5

日時:2010月2月20日(土) 10:00~12:00
場所:平野児童館