サモアのけいむしょ
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サモアは世界の中でも比較的平和な国ですが、やはり犯罪(はんざい)はあります。このため悪い人を入れておく刑務所(けいむしょ)もあります。刑務所に入れられた囚人たちは、月曜日から金曜日までは刑務所内にある畑で作業をしたりしています。週末になると家に帰れるのです。毎週土曜日の朝に刑務所のトラックに乗って町の警察署の前まで運ばれ、点呼と警察署長のお話を聞いてた後、家族が待つ家にそれぞれ帰ります。また日曜日の午後5時までに再び警察署の前に集合し、またトラックで刑務所にも戻ります。たまに脱走をする囚人もいるようですが、小さい島国のことすぐにつかまえられるとのこと。罪を憎んで人を憎まず、更正には家族の愛が必要というキリスト教的な考えによるものです。